信頼される「情熱と技術」

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1ナノメートル以下の面粗さを研磨技術で実現する、宮城県の精密加工メーカーのティ・ディ・シー(TDC)が、先の9月末に東京ビッグサイトで開かれた「エヌプラス2016 – 材料と技術の総合展」に出展しました。TDCの基盤技術であり、幅広い材料(金属、セラミックス、結晶材料、樹脂…)に対応可能な独自の鏡面研磨を突き詰めると、平面、球面、パイプ内径などナノレベルで様々な形に精密加工することができます。今回は、公益財団法人みやぎ産業振興機構の「みやぎの中小企業マーケティング活動支援事業」のマーケティング委託先として、本年8月よりTDCに関わっています。

常にオーバースペックを狙うのがTDCのおもしろいところ。要求以上の仕上がりを狙う技術と企業姿勢に共感したクライアントが、自社製品・サービスの肝となる部分を任せたくなるのも分かる気がします。例えば、航空・宇宙分野にて小惑星探査機「はやぶさ2」のサンプル回収ボックスの内面鏡面加工も手がけており、ナノレベルの研磨精度を用いて、打ち上げ前に地球の微粒子が付着する可能性を排除しています。劇的な帰還となってしまった「はやぶさ」の轍を踏まぬよう信頼性を一義に日本で最高の品質を、と採用されたとか。

他を寄せ付けない精密な加工は様々な取組から成り立っていますが、一つ紹介するとオリジナルの研磨設備の充実です。精密機械を購入・導入しても、個々の素材によるブレや使っていくうちに発生する狂いを調整できないと、製品の精度は鈍っていくものです。TDCでは技術者が自作した治具が数多く使われており、どこをいじれば何が起きるか手に取るように分かるからこそ精度が出る、ということです。

▼ 材料と技術の総合展「エヌプラス2016」に出展 / 株式会社ティ・ディ・シー
http://mirror-polish.com/news/n-plus2016_nanoimprint/

▼ 「きらり この技」 河北新報に掲さ載 / 株式会社ティ・ディ・シー
http://mirror-polish.com/news/「きらり-この技」%E3%80%80河北新報に掲載/

下記の写真は、エヌプラス2016で展示されていたステンレス鏡面加工。

見慣れた愛機(GR)の液晶を見て、ゾクッとしました。カメラの細部、手の表面のしわや艶が、まるでそこに存在するかのようです。家に一台欲しい。卓上の鏡としてのぞき込むと、自分の顔色や日々の微細な変化も感じとれそう。民生用プロダクトとしては、お値段も桁違いとなりますが。やっぱり使ってみたいものです。

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フェスティバル後記

定禅寺ストリートジャズフェスティバル

第26回定禅寺ストリートジャズフェスティバルも無事に開催できました。応援して下さってありがとうございます。

2011年より関わり続けていますが、今年ほど「音楽」を意識したことはありませんでした。それは広報の担当として、意図やプロットを作る裏方だけでなく、メディア取材の矢面に立ったのが契機かもしれません。

フェスティバルは、あらゆるジャンルの音楽、あらゆる場所、あらゆる人びとによって作られていきます。それだけに、当日お越しになるひとりひとりの体験は複雑で豊かなものであり、楽しみ方はひとそれぞれ。とても一言では言い表せません。でもそれでは広報になりません。今年のテーマ、ビジュアル、参加プレーヤーやジャンル、企画イベント、グッズ、初めての試み等々を、注目されるべき価値として意味や文脈を固定してお伝えします。

これは不思議なのですが、広く知ってもらうために設定した価値を打ち出すほどに、この音楽祭の大きな「善」を感じるようになりました。それは、「音楽」でありそこから溢れる「喜び」です。プレーヤーはステージに立つことを楽しみにしています。人によっては一生に一度の大舞台かもしれません。実行委員はそのための最高の舞台を1年かけて用意します。様々な現場でフェスティバルに関わるほとんど全てのひとが、自分の意思で参加し、その日に向けて着々と備えています。これはすごいことです。

ひとつひとつのステージ、そこに音楽が鳴り響かなくてはならない、それもとびっきりの!

音楽をする晴れ舞台、待ち遠しさが溢れ出した数千人が街中で歓喜の歌を奏でる。その幸せな雰囲気が定禅寺ストリートジャズフェスティバルの賜物だと思いました。

Walker+に掲載

全国各地のおでかけ&イベント情報誌のKADOKAWAの「Walker+(ウォーカープラス)」に、第26回定禅寺ストリートジャズフェスティバルの見所についてのインタビューが掲載されました。

宮城県地域編集長 ゆーみんさんが、定禅寺通りの明るい緑をバックに写真を撮ってくれました。当然、気恥ずかしいのですが、ホームのような空間の、晴れの日に向けて作ったTシャツを着ていると、急に誇らしい気持ちになりました。

内容は「音楽食堂」という今年のテーマ、小中学生・高校生とのステージ、誰でも参加できるオープンステージの「JSFスウィングカーニバル」や今年から新しい試みである「定禅寺ラボ」についてお話しいたしました。

定禅寺ストリートジャズフェスティバルは、いよいよ今週末、9月10-11日に開催です。

▼ Walker+(ウォーカープラス) 定禅寺ジャズフェス2016 担当者インタビュー
http://area.walkerplus.com/walker47/article/detail/ar0204100/le2068/20160903/2_2016090316471777325/

▼ 定禅寺ストリートジャズフェスティバル
http://www.j-streetjazz.com

ジャズフェス26th 公式記者会見

ジャズフェス記者会見

8月18日(木)に仙台市役所本庁舎の記者クラブにて定禅寺ストリートジャズフェスティバルの公式記者会見が開かれ、プレスリリースを元に、今年のテーマや見所についてお話ししました。

実行委員会は市民ボランティアの集まりですが、少しでもいいお祭りになるように真剣そのものです。そんな運営姿勢から、毎年新しいトピックが生み出されていきます。私は広報を行う渉外部会にいますから、皆の思いに応えられるようフェスティバルの価値を社会に伝える責任があります。オリンピック取材で忙しい?という不安もありましたが、仙台市の協力もあり、メディア各局・各紙の記者さんが駆け付けてくれた様子を前に、ありがたさとほっとした気持ちでした。

うれしい誤算がありました。記者会見の模様は各ニュースで放送されたのですが、私の姿をテレビで見かけた何人かの方が、東北工芸製作所の上杉ショールームにお越しになりました。私のことと共に、商売のことも思い出してもらえたのかもしれません。

「街をデザインするスピーカー」

定禅寺-おとまちスピーカー1

定禅寺-おとまちスピーカー2

定禅寺ストリートジャズフェスティバルの新しい取り組みがはじまりました。

街路で行われるフェスティバルの運営とは、興味や関心の赴くままに人びとが自由に行き交い、多様で多彩な空間を生むこと、そう私は思います。実行委員会では、ステージの演奏者も「参加者」と呼んでいます。お祭りでは演奏する人も聞く人も、街ゆく人もみんな参加者になれます。参加・不参加の自由も含めた、あらゆる人の自由な場は、思わぬ出会いを生むでしょう。

そこで、
1.演奏者と観客、運営者と一般客といった主客の垣根を取り払うステージのビジュアル
2.現場を特定のステージの音だけで支配しない、複数の晴れ舞台を行き来できる音のゾーンニング

その2つの要素を盛り込んだ「街をデザインするスピーカー」の研究開発が、ヤマハおとまちの協力で行われています。

・・・
定禅寺ストリートジャズフェスティバルでは、1991年の創立以来、「本来、音楽は野外でやるもの」という考えのもと、多くの人々と分け隔てなく音楽の楽しみを共有することを大切にしてきました。仙台の街に暖かく迎えられたその精神は、2日間で90を越える野外ステージに昇華し、今や日本屈指の市民フェスティバルとして認知されるに至りました。
しかし、規模が大きくなるにつれ、「ステージ間の音の競合」、「音楽を求めていない方への配慮」といった新たな課題に対する社会的責任が生まれてきたのも事実です。
そこで今回は、ヤマハおとまちの協力を得て、演奏者も聴く人も街ゆく人も、誰もが心地よく過ごせるよう研究開発を重ねてデザインされたスピーカーを披露します。
全国で400を越えるという市民音楽祭をさらに盛り上げるため、街中での新しい音楽のあり方が、定禅寺ストリートジャズフェスティバルからはじまります。

http://www.j-streetjazz.com/archives/2922
・・・

2016年7月17-18日に開かれた、定禅寺ストリートジャズフェスティバル「交流ライブ」では、バンドミーティング当日に仙台に集まったミュージシャンが一曲毎に入れ替わるアドリブセッションが行われ、この「街をデザインするスピーカー」が披露されました。パーテーション・間仕切りのようにみえる黒いパネルが、スピーカーです。9月10-11日の定禅寺ストリートジャズフェスティバル当日には、改良版が登場します。どうぞご期待ください。

定禅寺ストリートジャズフェスティバル メインビジュアルの発表

第26回 定禅寺ストリートジャズフェスティバル メインビジュアル

2016年9月10-11日に行われる「第26回 定禅寺ストリートジャズフェスティバル」のメインビジュアルが発表されました。

テーマは「音楽食堂」で、人びとが集まる賑やかな食堂で、好みのメニューを選ぶように、街中に溢れる世界中の音楽から、自分だけの音楽に出会い味わってほしいという思いを込めました。

今回、メインビジュアル制作の取りまとめを担当した私には、公募エンブレムで揉める東京五輪への、地方の一フェスティバル運営者としての反骨精神がありました。素晴らしいクリエイティブが生み出される瞬間は、発注者と制作者の不断のコミュニケーションのうえに成り立っていると考えます。発注者として、行いたいことやテーマを理解してくれる制作者を選定するためにオリエンテーションし、複数の制作会社から提案をもらい、開かれた場で事前に取りきめた優先順位に基づいて検討して決定しました。そして、大事なことはその後、ビジュアルの制作にあたっての予算と時間を確保してあり、密にやりとりをして仕上げたことです。

定禅寺ストリートジャズフェスティバルの、わいわいがやがや、楽しそうな定禅寺通の雰囲気を感じてもらえれば嬉しいです。当日はぜひ遊びにきてください。

https://www.j-streetjazz.com/archives/2222

菊地良博氏の作品に玉虫塗キャンバス

菊地良博氏 玉虫塗

上野の森美術館(東京都台東区 上野恩賜公園内)で開かれた現代アートの若手作家による平面作品の展覧会「VOCA(ヴォーカ)展2016」に、宮城県在住の美術家 菊地良博氏の作品が選ばれ、その中の作品の一つに玉虫塗が使われました。

私は菊地さんが主宰されている「ひどいイベント」の熱心なファンで、毎回、どこか普段の生活とはつながっていない文化圏に放り込んでもらった感じを楽しんで、入場料として僅かばかりのお金を落としてきます。東京在住のときより、なにか前衛的なものに接した気になれるのが、仙台への引っ越しを肯定してもらっているようで盛り上がります。

出展の作品は3つあり、右端の作品「ミスターブックオフ」を表現するどこにでもある素材からくるチープさとの対比で、中央の菊地さん渾身の作品である「ひどいイベント」 を表現するためのキャンバスに見初めた技法が、宮城県で受け継がれてきた玉虫塗です。「ひどいイベント」のイベントクオリティーに関する安定感を表現できるように、この道30年の塗師と作品の意味を確認しながら制作進行しました。

▼ 菊地良博氏のウェブサイト
http://yoshihirokikuchi.org

▼ 東北工芸製作所 上野の森美術館「VOCA展 2016」作品展示
http://www.t-kogei.co.jp/news/news-news/yoshihirokikuchi_voca/

国立科学博物館科学技術での展示

国立科学博物館 玉虫塗

平成28年3月15日(火)~4月3日(日)国立科学博物館(台東区上野公園)において、「ものづくり展 MONODZUKURI EXHIBITION」が開催され、東北工芸製作所と産業総合研究所 東北センター による共同研究の成果である「ナノコンポジットコーティングを付与した高耐久性漆器の開発」が展示されます。ナノコンポジットコーティングされた「玉虫塗 ワインカップ」 及び 「TOUCH CLASSIC 片口/おちょこ」、ナノコンポジットコーティングの工程表(簡易版)に加えて、国立科学博物館科学技術史グループ長 鈴木一義様のご協力により日本産「玉虫」の標本も同時にご覧頂くことができます。

3月14日に行われたオープニング内覧会では鈴木様より、ピアノのブラック塗装は、黒塗り漆器が持つ光沢感へのあこがれから始まったという話がありました。海外でも定番となったピアノブラックの源流が、漆器の光沢であるという事実は、艶やかな光沢を特徴とする玉虫塗にとって大きな追い風に感じます。

▼ 国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp

▼ 東北工芸製作所 国立科学博物館「ものづくり展」にて展示
http://www.t-kogei.co.jp/news/news-news/monodzukuri-exhbition2016/

NHK BSプレミアム「イッピン」放送予定

玉虫塗 イッピン

これまで意識していなかった社会の断片を垣間見るようなドキュメンタリー映像のファンです。素晴らしい作品との触れ合いは、一つの分野に精通した先達と過ごす濃密な時間と似ています。

今回、ドキュメンタリーの制作チームの皆さんが何度となく仙台までやってきて、東北工芸製作所の「玉虫塗」と産業総合研究所 東北センターとの共同研究を取材してくれました。裏方の私自身が画面に登場することはありませんが、実働メンバーとしてずっと関わってきた事業がドキュメンタリーの「対象」となり、ドキュメンタリストに掘り下げられていく数ヶ月の取材期間は、とても楽しく発見に満ちた時間でした。

関わって頂いた皆さま、どうもありがとうございました。来週の本番も楽しみにしています。番組の詳細は下記の通りです。

▼ NHK BSプレミアム「イッピン」にて放送予定 / 東北工芸製作所 公式ウェブサイト
http://www.t-kogei.co.jp/news/news-news/nhk-ippin2016/
– – –
東北工芸製作所の玉虫塗が「神秘の模様 輝く光~宮城 仙台の漆器~」として、「NHK BSプレミアム 『イッピン』」に登場します。

放送日時は下記の通りです。

・本放送:2月16日(火)19時30分〜20時00分 放送予定
・再放送:2月22日(月) 6時30分〜7時00分 放送予定

番組内では、女優の白石美帆さんが、東北工芸製作所、共同研究をしている産業総合研究所 東北センター、玉虫塗の器で料理を提供しているビストロヤマライ、東北工業大学 庄子晃子名誉教授から弊社OB塗師の工房などを巡り、玉虫塗の技法やナノコンポジットコーティングなど、「現代のニーズに応え、挑戦を続ける仙台の漆器」として特集されています。

ご協力頂いた皆さま、どうもありがとうございました。
お時間あればどうぞご覧ください。私たちも放送を楽しみにしています。

● NHK BSプレミアム「イッピン」
http://www4.nhk.or.jp/ippin/
おしゃれで新しい感覚のデザインや、現代の生活スタイルにマッチした機能。日本が誇る職人の高度なワザを生かした魅力的な【イッピン】が、いま全国各地で作られ、国内はもとより、海外でも人気を呼んでいます。
そんな【イッピン】の人気の理由を探るため、リポーターが生産現場を訪れて科学的なアプローチや驚きの映像で迫り、すぐれた技術の秘密を解き明かしていきます。見て美しく、使って便利な【イッピン】が、続々登場します!

ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞

ものづくり大賞

ものづくり日本大賞
2013年より続けてきた共同研究プロジェクトが、ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞を頂きました。産業総合研究所 東北センターのナノテクノロジーを玉虫塗の高機能化に活用しています。同所は玉虫塗の生みの親である国立工芸指導所の後進機関であり、80年の時を超えての再コラボレーションを嬉しく思います。

ものづくりの世界での名誉といえば、褒賞や現代の名工などがあり、長年に渡る功績に対して頂くものとなります。今回の「ものづくり日本大賞」は、各個人の「これからの活躍に期待して」の賞との位置づけで、東北工芸製作所からは、佐浦康洋、佐浦みどり、松川泰勝、木村真介の4名が経済産業大臣賞を受賞しました。

ことの発端は、2012年にドイツ最大規模のデザイン展示会 DMY International Design Festival Berlin、2013年に同じくドイツで世界最大級の国際消費財見本市Ambienteに玉虫塗の新シリーズとしてTOUCH CLASSICを展示した際に、海外での玉虫塗食器の普及には食器洗い洗浄機対応が欠かせない という結論に至ったことです。2013年より産総研 東北センターの蛯名博士率いるクレイチームの皆さんの協力を得て、玉虫塗のトップコートの擦過性、難燃性、耐候性を引き上げる実験を繰り返してきました。

現在は受注生産にて、このトップコート(透明なナノコンポジットコーティング)を施した玉虫塗の流通が開始しておりますが、将来的には染料が入った半透明の玉虫塗上塗りそのものがナノコンポジットとなっていくことを理想としています。近い将来に傷つきにくく、使い勝手の良い玉虫塗商品をリーズナブルにお手元でお使い頂けるように、研究を続けて参りますので、今後とも暖かく見守って頂ければ幸いです。

「ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞を受賞
http://www.t-kogei.co.jp/news/news-news/monodzukuri/

「ものづくり日本大賞」 仙台での表彰式
http://www.t-kogei.co.jp/news/news-news/monodzukuri2/

奈良 春日野音楽祭 プレイベントの開催

春日野音楽祭-二礼二拍手一礼

ヤマハ 音楽の街づくり(おとまち)メンバーとして、昨年から立ち上げの企画に関わった「春日野音楽祭」プレイベントが2015年10月18日(日)に開かれました。

春日野音楽祭は、奈良・春日大社で20年ごとに行われている式年造替を記念して開催され、市街地から奈良公園にかけて設けられる「まちなかステージ」では、市民によるさまざまなジャンルの音楽の演奏や音楽ワークショップを展開、一日を締めくくるフィナーレでは奈良市内外より集まる多くの人々とともに大合奏が行われました。

春日大社で、1136年にはじまり、現代まで一度も途切れることなく毎年行われている「おん祭り」では、猿楽(能)や雅楽、神楽や舞楽などの芸能が奉納されています。温故知新で、参加者一人一人が三笠山に「二礼二拍手一礼」してから演奏する様子は、祭りの原点を見るようでした。

▼ 春日野音楽祭
http://www.kasuganofes.jp

▼ ヤマハ 音楽の街づくり事業
http://jp.yamaha.com/sp/services/otomachi/

「せんだいリノベーションまちづくり」に参加

せんだいリノベーションまちづくり

本日、私は「まちを育てる人材」として、「せんだいリノベーションまちづくり」の検討委員会に委員として参加致します。仙台市が、東北工業大学・東北芸術工科大学とともに行うこの取り組みでは、民間が動きやすく自由に活動するために法整備/規制のあり方までも課題として捉えている、と伺っています。すごいな、本気だな と思いました。

定禅寺ストリートジャズフェスティバルでも、玉虫塗でも、2011年に仙台に越してきて以来、一貫して仙台市を代表する在野の活動に関わり、民間の力を合わせて事を起こし続けてきた自負はあります。しかし行政の柔軟な対応には随分と助けられてきました。今日の委員会での議論は、より良い仙台のあり方を実践するための、各人が立ち位置を越えた、でも持ち帰ってきっちり仕事をする場となることを願い、今から楽しみにしています。

以下は詳細です。委員会は17:30-18:50 と早い時間帯ですが、もしご都合があえば、ぜひお越し下さいませ。

『第2回せんだいリノベーションまちづくり計画検討委員会は「公共空間利活用」をテーマに行います。道路や公園といった公共空間を市民や民間への開放が進めば、まちはもっと楽しく賑わいのある場となります。また、同時開催のリノベーション・カフェトークでは、「PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた」の著者の馬場正尊先生をお招きし、仙台で公共空間を実際に活用している方々と実践的「公共空間利活用」について考えていきます。』

●第2回せんだいリノベーションまちづくり計画検討委員会
平成27年10月7日(水) 17:30 – 18:50
委員長:清水 義次
テーマ:公共空間利活用

[委員]
竹内 昌義:東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科 教授
大沼 正寛:東北工業大学ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科 准教授
馬場 正尊:東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科 准教授
福屋 粧子:東北工業大学工学部建築学科 准教授
本江 正茂:東北大学大学院工学研究科都市・建築専攻 准教授

[委員(まちづくり関係者)]
氏家滉一:株式会社都市設計 取締役ブランディングディレクター
木村真介:上杉商事/公益社団法人 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会 渉外部会統括
豊嶋純一:特定非営利活動法人都市デザインワークス
武藤政寿:公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会 副実行委員長 VC PlannigWorks 代表
山口昌浩:株式会社スノーピーク

[場所]エル・パーク仙台 ギャラリーホール6F
[住所]仙台市青葉区一番町4丁目11番1号141ビル
    (仙台三越定禅寺通り館)

●第3回リノベーション・カフェトーク
平成27年10月7日(水) 19:00 – 20:30
コーディネーター:馬場 正尊
テーマ:せんだいパブリック特区構想 -仙台の公共空間の可能性を探る-
[登壇者]
武田 こうじ:詩人 / Book!Book!Sendai代表
豊嶋 純一:NPO法人都市デザインワークス
武藤 政寿:公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会副実行委員長

[場所]エル・パーク仙台 ギャラリーホール6F
[住所]仙台市青葉区一番町4丁目11番1号141ビル
    (仙台三越定禅寺通り館)

市民ダンスホール 90分だよ、全員集合!

Hunger

在仙ヒップホップ・アーティストとして、聞き手を鼓舞する歌詞とソウルフルなボーカル、芯の強さと心地よさが共存した楽曲が特徴のGAGLE。2002 年のファーストアルバム収録の楽曲「雪ノ革命」で、仙台を拠点とした活動を宣言、東北における音楽文化を牽引してきました。

地域に根ざし、ひたむきな姿勢で信頼を得てきたGAGLEからMC HUNGERが、ジャンルは違えど地域に愛され続けて25周年を迎える市民音楽祭 定禅寺ストリートジャズフェスティバルに初登場です。

ようやく、実現したこの組み合わせ。CRO-MAGNON、TAP the FUTURE in SENDAIと共に繰り広げるステージ。期待しています。

– – –
【 Beat goes on / ビートゴーズオン 】

市民ダンスホール 90分だよ、全員集合!

定禅寺ストリートジャズフェスティバルがお贈りするリズムとビートの祭典!誰もが思わず体を揺らす、土曜の夜のダンスホールです。

25周年の節目、仙台・東北にゆかりのあるアーティストが大円団を繰り広げる市民広場はフィーバー必至!HUNGER、CRO-MAGNONによるセッションから生み出されるビートに乗った躍動感あふれるフレーズを、TAP
the FUTUREのタップダンスが華やかに彩ります。

今夜はビートとヴギウギしましょう!

・日時
9月12日(土) 18:30 ー 20:00

・会場
仙台市 勾当台公園 市民広場 ※入場無料

・出演
HUNGER (Jazzy Sport / GAGLE)
CRO-MAGNON(Jazzy Sport)
TAP the FUTURE in SENDAI(Kaz Tap Studio)

・主催
公益社団法人 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会

・協力
レッドブル・ジャパン株式会社

・出演アーティスト
– HUNGER / ハンガー (Jazzy Sport / GAGLE)
在仙ヒップホップアーティストGAGLEのMC。一度聴いたら忘れられないパーカッションのようなボーカルと滑舌のよさ、芯の強さと心地よさが共存したスタイル。

– CRO-MAGNON / クロマニヨン(Jazzy Sport)
米国で出会ったDr&Per:大竹重寿、G&B:コスガツヨシ、Key:金子巧が2004年にトリオ結成。盛岡と東京で展開するJazzy
Sportの看板アーティスト。ジャンルを超えたグルーブで観客を踊らせます。

– TAP the FUTURE in SENDAI / タップザフューチャー イン センダイ
世界で活躍する仙台出身のタップダンサー熊谷和徳氏主宰、仙台市市民文化事業団共催のタップダンスアートプロジェクト。タップの文化を仙台に、そして世界の仲間と繋がってゆく事をベースとし、あらゆる世代がタップを楽しんでます。

市民アンサンブル「JSF スウィングカーニバル 2015」

JSFスウィングカーニバル2015

自由参加の市民アンサンブル JSFスウィングカーニバルが、定禅寺ストリートジャズフェスティバルのオープンステージとして5年目を迎えます。今年はクラリネット奏者の北村英治さんも駆け付けて、200人以上の楽器を持参するプレイヤー、250の無料貸し出しパーカッションで大合奏を行います。

盛り上がりが最高潮となるのが、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」におけるステージ開放ソロ演奏。会場から15-20人のソロ希望プレイヤーを募って、2コーラスのソロ演奏です。県内のプレイヤーには「地元がんばれ!」、県外のプレイヤーには「ようこそ仙台・定禅寺へ!」観客の皆さまの合いの手がとにかく平和な雰囲気です。

JSFスウィングカーニバルは、9/12(土)16:00時から定禅寺ストリートジャズフェスティバル 市民広場ステージにて開催です。ぜひ屋外での音楽の楽しみを皆で共有いたしましょう。概要は以下の通りです。

– – –
【 JSFスウィングカーニバル2015 】

・タイトル
楽器を持って、まちへ行こう!誰でも参加できる市民アンサンブル!

・本文
「JSFスウィングカーニバル2015」は、定禅寺ストリートジャズフェスティバルのオープンステージ。
愛用の楽器を抱えて会場に足を運べば、ゲストミュージシャンや市民ホストバンド、集まった全国各地のプレーヤーたちと数百人の大合奏に参加できます。腕自慢の皆さんには、舞台に上がってのソロプレイの時間も!
参加者の楽器の種類/演奏経験は一切問いません。気軽に楽しみたい方には、200個以上のパーカッションを無料で貸し出します。子どもから大人、お年寄りまで参加者全員で音楽を楽しみ交流する大人気プログラムです!

・日時
2015年9月12日(土) 16:00 〜18:00 参加無料 ※楽譜配布は15:30から
・会場
仙台市 勾当台公園 市民広場

・合奏する3曲
「上を向いて歩こう」
– 16:10分頃 練習スタート
– 16:20分頃 本番スタート

「ロック・アラウンド・ザ・クロック」
– 16:30分頃 練習スタート
– 16:50分頃 本番スタート(飛び込みソロプレイあり)

「Sing Sing Sing」
– 17:15分頃 練習スタート
– 17:30分頃 本番スタート
– 17:35分頃 演奏終了
*譜面は当日のみの配布となります。譜面台は持参ください。

・対象
子供から大人、お年寄りまで。事前登録は不要です。
*ご自身の楽器で演奏に参加できます。
*パーカッションの無料貸し出しも行います。

・プレーヤー
会場で演奏に参加する皆さんがプレーヤーです。
北村英治(クラリネット)、八城邦義(ドラム)
谷口英治(クラリネット)、沢野源裕(トランペット)
ほか

・主催
公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会
http://www.j-streetjazz.com/

・協力
株式会社ヤマハミュージックジャパン 音楽の街づくり推進課
http://jp.yamaha.com/sp/services/otomachi/

・問い合わせ先
公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会
担当:木村

第25回 定禅寺ストリートジャズフェスティバル公式記者会見

公益社団法人 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会では、第25回 定禅寺ストリートジャズフェスティバル(JSF)の概要について、仙台市役所にて公式記者会見を致しました。

第25回のテーマ、メインビジュアル、JSF主催のスペシャルイベント、タイアップステージ、特別協賛ステージ、グッズなどのトピックス、25回記念企画について発表しました。

会見の模様は下記のリンクよりご覧頂けます。

・NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20150818/4066361.html

・仙台放送
https://www.youtube.com/watch?v=uE_ZEGQ5OB4

また、発表内容は下記の通りです。

街中に46ステージで2日間、演奏参加グループ700超、観客(76万人)は昨年同様の見込みです。
また、JSF主催企画として、第25回記念企画の「ジュニアジャズミーティング」、5年目を迎える参加型の市民アンサンブル「JSFスウィングカーニバル」、仙台・東北にゆかりのあるアーティストが繰り広げるリズムとビートの祭典「Beat goes on」などが開かれます。

ー 第25回 定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台 概要 ー

●開催日
2015年9月12日(土)・13日(日)*雨天決行
ストリート演奏11:00〜18:00(一部20:00まで) ナイトステージ18:00〜20:00

●会場
仙台市中心部(仙台市青葉区 一番町 国分町 本町 中央ほか)
      (仙台市宮城野区 榴ヶ岡)
会場数:46ステージ×2日間
参加バンド:700グループ以上
参加人数:約5000人

【第25回JSFテーマ】

「ボーダレス」

1991年より市民の皆さまと一緒に開催してきた定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台(JSF)は今年で25回という記念すべき年を迎えます。今年のテーマは「ボーダレス」。創設以来、多くの人々と分け隔てなく音楽の楽しみを共有することを大切にしてきた原点に立ち戻ります。

観客、プレイヤー、街ゆく男性も女性も子供も大人も、更には地域・国籍や宗教、人種をこえて市民が「垣根(ボーダー)」を取り払い一緒に楽しむお祭りがJSFです。街中が音楽で溢れかえる仙台の2日間にようこそ!

≪スペシャル・イベント≫
●前夜祭
〜ダイナミックであたたかいジャズギターがフランスの風と香を運ぶ〜
ピエール・アッシュ・アッシュ トリオ 前夜祭コンサート

日時:2015年9月11日(金)18:30〜20:00
会場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア(入場無料・要整理券)
出演:ピエール・アッシュ・アッシュ トリオ
主催:公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会
共催:仙台日仏協会・アリアンス・フランセーズ、公益財団法人仙台市市民文化事業団

●Saturday Night Jam!(サタデーナイトジャム)

土曜の恒例!今年もやります!Saturday Night Jam!

第1部は「まちなかの参加型大合奏 “JSFスウィングカーニバル”」、
第2部は「市民ダンスホール “Beat goes on”」

・第一部 / JSFスウィングカーニバル
楽器を持って、まちへ行こう!誰でも参加できる市民アンサンブル!今年で5回目!

日時:2015年9月12日(土) 16:00 〜18:00 参加無料
会場:仙台市 勾当台公園 市民広場
演奏曲:「上を向いて歩こう」、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、「Sing Sing Sing」
対象:子供から大人、お年寄りまで。事前登録は不要です。
*ご自身の楽器で演奏に参加できます。*パーカッションの無料貸し出しも行います。
プレーヤー:会場で演奏に参加する皆さんがプレーヤーです。
北村英治(クラリネット)、八城邦義(ドラム)
谷口英治(クラリネット)、沢野源裕(トランペット)ほか
主催:公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会
協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン 音楽の街づくり推進課

・第二部 / Beat goes on(ビートゴーズオン)
市民ダンスホール 90分だよ、全員集合!仙台・東北にゆかりのあるアーティストが繰り広げる、リズムとビートの祭典。

日時:9月12日(土) 18:30 〜 20:00
会場:仙台市 勾当台公園 市民広場
出演:HUNGER (Jazzy Sport / GAGLE)、CRO-MAGNON(Jazzy Sport)、TAP the FUTURE(Kaz Tap Studio)
主催:公益社団法人 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会
協力:レッドブル・ジャパン株式会社

●JSF Finale
「ボーダレス」
今年のフィナーレはジャンルの垣根を取り払い様々な音楽を心から楽しんで頂きます。音楽本来の「音を楽しむ」ステージをお見せします。ご期待ください!

日程:9/13(日)18:00〜20:00 
会場:勾当台公園市民広場
出演:詳しくはホームページをご覧ください。http://www.j-streetjazz.com
主催:公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会

≪タイアップステージ≫
タイアップステージとは、企業や団体が「このフェスティバルをもっと盛り上げてあげよう」と企画・主催し、JSFとタイアップで開催するステージ。夜のJSF「国分町“酒とライブ”2015」など、今年は12のタイアップステージが決定。

≪特別協力ステージ≫
特別協力ステージとは、地域や文化振興のための音楽イベントをJSFが協力しているステージ。
今年は、「鳴子音楽祭」など、4イベントに協力。

≪トピックス≫
●オフィシャルグッズ決定!!
毎年人気のTシャツ、スポーツタオルなど、JSFならではのオフィシャルグッズを多数販売します。今年はキッズTシャツ、シリコンバンド、サコッシュやご要望の多かったバスタオルが新登場。また25回開催を記念して限定ピンバッジを制作しました。オフィシャルグッズを手に、一緒に盛り上がりましょう!

●ループシャトルバス!30分間隔で運行!
JSFエリア、せんだいメディアテーク〜榴岡公園〜錦町公園の3ヶ所を巡回する、乗車無料のループシャトルバスを二日間運行します!バスを利用してJSFを隅々までご堪能ください!

●JSFボランティア募集中!
JSF当日の運営をお手伝いいただけるボランティアを募集しています。
ボランティア内容:ステージ運営、募金活動、エコスタッフ、グッズ販売ほか
締切:2015年8月30日(日)
詳しくは公式ウェブサイト http://www.j-streetjazz.com をご覧ください。

●音楽の星・地球 「Aの音」 〜ここから〜
2011年より始まった「Aの音」JSF全てのステージで最初のバンドが、10時59分(通行止、定禅寺通り3ステージは12時9分)より、「A(ラ)」の音を1分間奏でます。会場にいるすべての人々が「A(ラ)」の音に耳を傾け、東日本大震災の「鎮魂・祈り・再生・復興」を願う時を共有してから、フェスティバルを始めます。
「A(ラ)」の音は昔から、人間の心の中に深く響く音として、お寺の鐘の音や仏壇の鐘の音として鳴らされて来ました。また、赤ちゃんがこの世に生まれ出たときの啼き声も「A(ラ)」の音といわれています。

●定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台 写真展開催
「第25回定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台(JSF)」の開催に併せ、「第25回定禅寺
ストリートジャズフェスティバルin仙台」の写真展を開催いたします。また、12日(土)、13日(日)のフェスティバル当日は、写真展会場のグリーンプラザでも演奏が行われます。観て聴いて、JSFを丸ごと堪能できる写真展に、ぜひお越しください。

日時:9/8(火)〜13(日)*入場無料
会場:電力ビル グリーンプラザ

●The streetjazz history 2015 ポスター展開催
1991年にスタートしたJSFの第1回から第25回までの歴代ポスター25点を展示します。JSFの変遷をぜひご覧ください。また、JSF開催当日(12日・13日)は市民会館ロビーを休憩所として開放します。

日時:8/31(月)〜9/13(日)
会場:仙台市民会館1Fロビー
主催:仙台市民会館

●今年もiOS用アプリをリリース!
昨年に引き続き、ステージ・マップ情報、演奏バンドやタイムスケジュールが閲覧出来る、iOS用アプリをリリース予定です。無料でダウンロード可能ですので、ぜひご活用ください。リリースは8月中を予定しています。

楽器づくりの現場見学

サックスの解体

たたいて、曲げて、つないで、彫って、みがいて、塗って、組み立てて、調整して、そして、必ず吹いてみる。様々な道具をつかいながら、職人が手作業で仕上げていくヤマハ金管楽器工場を見学しました。

世界に名を馳せるヤマハ吹奏楽団のメンバーには職人兼プレイヤーも多いとのこと。緻密なものづくりの奥に潜む音楽への情熱。素晴らしい楽器と演奏を生み出す熱気に圧倒されました。

● 楽器解体全書PLUS − ヤマハ
http://www.yamaha.co.jp/plus/

玉虫塗ワインカップが日本ギフト大賞へ

日本ギフト大賞 玉虫塗ワインカップ

日本固有の贈り物文化を大切にし、産業の発展につなげようと2015年に創設された日本ギフト大賞。

このたび、東北工芸製作所の玉虫塗ワインカップが、日本ギフト大賞 宮城県ギフト賞を受賞いたしました。宮城県の文化を代表する物産として、独自性、創造性、社会性の面から高評価を頂きました。受賞にあたって沢山の方に応援をいただき、本当に感謝いたします。

大賞はサントリーのザ・プレミアム・モルツでした。「大切な贈り物に、”プレミアムなものを贈りたい”という消費者のニーズを引きだした先駆者」との評価。発売以降に「プレミアム」を冠したフォロワーが続出したことを思い出し、今更ながら、確かにパイオニアであったと思いました。

▼ 47クラブ – 玉虫塗 ワインカップ ペア
日本ギフト大賞の受賞2015年宮城県賞
http://www.47club.jp/08M-000007/goods/detail/10070526/

▼ 第1回の日本ギフト大賞
http://www.asahi.com/and_M/information/SDI2015051945931.html

定禅寺ストリートジャズフェスティバル 公益社団法人へ

定禅寺通り

定禅寺ストリートジャズフェスティバルの運営母体が、「公益社団法人」になりました。市民ボランティアの任意団体が公益社団法人の申請をすることは困難なこともありましたが、担当委員として長らく準備してきた甲斐がありました。

仙台の街角で約50ステージ/5,000人以上の演奏/70万人が訪れ、市民手作りのフェスティバルとして25年間親しまれてきた音楽祭は、様々な人に支えられながら、これからも沢山の人と音楽の楽しみを共有していきます。そのための移行です。

今後とも、宜しくお願いします。

▼ 定禅寺ストリートジャズフェスティバル 公益社団法人への移行のご挨拶
https://www.j-streetjazz.com/定禅寺ストリートジャズフェスティバル-公益社団/

スタイルと 身を守る「AZOTH / REFUGE PACK」

azoth-refugepack

仙台で唯一無二の手刷り捺染(なっせん)をアパレル向けに提供するAZOTH(アゾット)。工房部門である株式会社アゾットブランチが社内の技術力向上、地元外での販路拡大を目的とした戦略的な自社商品ブランドラインを構築し、新商品「AZOTH / REFUGE PACK」を発表しました。

今回、アゾットの社会的価値を「PRINTING PRINTS THE HAPPINESS」と定義し、社名を冠した「AZOTH」として印刷の可能性を提示しながらも世の中を楽しく快適にするブランドラインの展開を開始。都市と自然が融合する仙台で必要なディテールを特化し、防災も視野に入れた「URBAN OUTDOORS(アーバンアウトドア)」という新しいファッションカテゴリを設定し、新商品「AZOTH / REFUGE PACK」を開発、平成27年3月15日より行われた第3回国連防災会議 関連事業 「防災産業展in仙台」にて発表しました。

捺染で何層にも手染めされたコットンキャンバスは、防水機能が付加されると共に、類を見ない美しいテクスチャー。寸分違わず手刷りで重ねて刺し子模様を3Dに浮かび上がらせたことで、木綿の織りと、東北伝統刺し子が異なったピッチで共存しています。重ね塗りの表面を均一にしつつ狙った色味に調整してくことは至難の業。まさに職人芸です。

製作主体は仙台が誇るプリントファクトリー アゾットブランチ。コンセプト・アートディレクションは国内外ブランドのブランディングや日本を世界にキュレーションするキッチン&カンパニー。私は仙台市運営の中小企業支援機関 創業スクエアより依頼され事業コーディネーターとして、事業課題の顕在化、スタッフィング/チームビルディング、商品開発サポート、広報戦略などを行いました。

紀元前から染色技法として発達してきたという捺染。アゾットの捺染は京都の友禅にルーツがあり、今回の事業が仙台の捺染文化の先駆けとして、新たな美と技法の勃興、商圏と産地の形成につながっていくことを殊に願っています。

▼ AZOTH / REFUGE PACK アゾットブランチ
http://www.azoth-net.jp/urbanoutdoors_wcdrr2015/index.html

▼ キッチン&カンパニー
http://kitchenandco.net

▼ 創業スクエア
http://square3f.jp

● 商品 / 展示会写真

Azoth-RefugePack

AzothRefugePack

AZOTH国連防災世界会議