漆器の日常使い と ナノテク

aistnewsletter

産総研 東北センターからは、「玉虫塗」の日常使いできる漆器としての能力を高めるために、独自のナノテクを使った協力を頂いています。

以下 産総研Newsletterより引用

産総研 東北センターの先進機能材料チームでは「粘土」で膜や新素材を作る研究が行われている。粘土膜は熱に強い・ガスを通しにくい・燃えにくいなどの特長を持つ。そこに、玉虫塗の製作会社「東北工芸製作所」がサンプルを持ち込み、傷が付きにくく熱にも紫外線にも強くしかも美しい玉虫塗にしようという共同研究が始まったのである。実現すれば、日常使いできる食器や自動車の内装など用途は幅広い。課題は、機能性を上げても職人の仕上げた塗りの美しさを損なわないことだ。

http://unit.aist.go.jp/tohoku/newsletter/newsletter40/newsletter_06.html

* 宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」は、独立行政法人 産業総合研究所 東北センターの前身機関である国立工芸指導所の手により戦前に生み出されました。

 

ヤマハ 音楽の街づくり 東京デザイナーズウィーク 2013に出展

東京デザイナーズウィーク2013にご来場の際は、「ヤマハ 音楽の街づくりプロジェクト(おとまち)」 ブースにも足を運んでみてください。楽器製造そして音楽教室を営んできたヤマハが、さらに人々の生活に近い所で、音・音楽を楽しめる場づくりを、街づくりに関わるステークホルダー の市民、企業、公共、学校の皆さんと共に進めるプロジェクトです。私は下記日程で会場に常駐しています。

10月29日 16-21時
10月30日 11-21時
11月2日 16-21時
11月3日 11-16時

▼ 音楽の街づくりプロジェクト】東京デザイナーズウィーク 2013に出展
http://jp.yamaha.com/news_events/services/otomachi-131007_tdw/

ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 松島 2013でドラムサークルを実施

ヤマハ 音楽の街づくりでは定禅寺ストリートジャズフェスティバルの実行委員会と連携して、ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 松島2013 にて、2013年10月6日(日)にドラムサークルを実施致しました。

▼ ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 松島2013
定禅寺ストリートジャズフェスティバル アンコールライブ
http://ark-nova.com/matsushima#tabBox2

『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』 が日本三景 松島を音楽で一杯にします。今年で23年の歴史を持つ『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』は、毎年9月に「杜の都・仙台」の街角で行われる日本最大級の音楽フェスティバル。 その『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』が10月5日(土)6日(日)の二日間『アンコールライブ イン 松島』と銘打って宮城県松島町で開催されます。

<松島観光桟橋特設ステージ>
2013年10月6日(日)
11:00 – 12:40 ドラムサークル
(協力 ヤマハ 音楽の街づくりプロジェクト)
(協力 NPO法人 オハイエ・プロダクツ)
13:00 – 13:40 創作和太鼓 「鼓逢」
14:00 – 14:40 アフリカン太鼓チーム ぽれぽれ
15:00 – 15:40 ほでなすブルースバンド
16:00 – 16:40 Soul Addiction

TOUCH CLASSIC NHKニュース特集

先日9月24日 NHK仙台放送局のニュースにて、「TOUCH CLASSIC」の特集が放送されました。

10月1日まで下記のリンクよりオンライン試聴が可能です。

仙台の藤崎百貨店、ウエスティンホテル、産業総合研究所など、様々な方の協力のもと取材頂きました。ぜひご覧ください。

▼ NHK ONLINE 「伊達な☆仕事人 観るから使う工芸へ」
http://www.nhk.or.jp/sendai/telemasa/

JSFスウィングカーニバル 定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台のオープンステージが開催

2011年よりヤマハ音楽の街づくりプロジェクトで仕事をしてきました。明日9/7からの定禅寺ストリートジャズフェスティバルはジャスフェス実行委員としても活動しています。


「JSFスウィングカーニバル」は、定禅寺ストリートジャズフェスティバルのオープンステージ。
愛用の楽器を抱えて会場に足を運べば、ゲストミュージシャンやエキストラバンド、集まったプレーヤーたちと数百人の大合奏に参加できます。参加者の楽器の種類/演奏経験は一切問いません。楽器をお持ちでない方には、200個以上のパーカッションが無料で貸し出されます。子どもから大人、お年寄りまで参加者全員で音楽を楽しみ交流するプログラムです。

日時:2013年9月8日(日) 11:00〜13:00
会場:元鍛冶丁公園(演奏への参加無料)
http://www.j-streetjazz.com/event/index.html#swing_carnival

http://jp.yamaha.com/news_events/services/otomachi-130724_jsf/

伊達祭2013 NHKにて放映

伊達祭、NHK仙台放送局 本日18:45のニュースで放映されました。
NHK NEWS WEBに上がってますので、ご覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6003818971.html

SKATE、BMX、Reggae、HipHop、Live Painting、Dance、3on3などストリートカルチャーが一同に集まる伊達祭。一見するとガラ悪いけど(笑)、最高にPEACEな空間でした。

集まった勾当台公園は、県議会、市議会に、宮城県庁、仙台市役所、地方合同庁舎(東北経産局など)が集合する一丁目一番地。

爆音で庁舎が揺れる音量ながら、地域が許容できる懐の深さを持っていて、当たり前のように一般の家族連れも大勢楽しみにきます。

そして、そこに国営放送NHKが取材にきてくれる。文化活動としてニュースになる。

なかなか希有なことですが、仙台では起きます。

▼ 伊達祭
http://datematsuri.jp

ヤマハ音楽の街づくりプロジェクト 日経新聞の春秋に掲載

音楽が持つ「人と人をつなげる力」を通して、地域づくりの課題を解決していこうという、ヤマハ 音楽の街づくりプロジェクト(おとまち)が、日本経済新聞の春秋にて取り上げられました。

▼ 日本経済新聞 平成25年5月27日(月曜) 春秋
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO55501940X20C13A5MM8000/

▼ ヤマハ 音楽の街づくり Facebookページ 【日経新聞の一面に!!】
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=486836671389377&set

ベルリン国際映画祭 in 仙台 関連イベント / シンポジウム「ローカルからグローバルへの視点」

いよいよ今週に仙台で開かれるベルリン国際映画祭 in 仙台の関連イベント
担当をしているシンポジウム「ローカルからグローバルへの視点」について、ご案内します。
このシンポジウムは、
ベルリン国際映画祭からディレクターのレッドバース氏を招き、
地域の映画・映像制作者に対して海外展開に必要な戦略等を伝え
るとともに、国内外のコンテンツビジネス関係者間の関係構築を
行うネットワーキングシンポジウムとなります。3月29日(金曜)13:30~ せんだいメディアテークでの開催です。

概要は下記の通りです。
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ベルリン国際映画祭 in 仙台 関連イベント
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シンポジウム「ローカルからグローバルへの視点」
~クリエイティブ産業における、地方都市の役割とその可能性~
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地域の映画・映像制作者に対して海外展開に必要な戦略等を伝え
るとともに、国内外のコンテンツビジネス関係者間の関係構築を
行うネットワーキングシンポジウムを実施いたします。
 第1部は各登壇者によるプレゼンテーションを中心に進行し、
メインゲストであるベルリン国際映画祭ジェネレーション部門の
ディレクター、マリアンヌ・レッドパース氏には、ベルリン国際
映画祭をひとつのモデルケースにしながら、ドイツにおける
日本映画や、映画祭業界におけるグローバルなネットワーク構築
について語っていただきます。
また、最新作『かぞくのくに』がベルリン国際映画祭フォーラム
部門で受賞したほか、世界中の映画祭で上映されているヤン・ヨンヒ監督、
仙台で創業したビジュアルデザインスタジオWOWのチーフプロデューサー
として海外の案件も多数手がける亀田和彦氏からは、日本から
海外の市場に発信する具体的な戦略の事例紹介をしていただきます。
 さらに、第2部のパネルディスカッションでは3人全員にご登壇
いただいたうえで、東京国際映画祭でプログラミング・ディレクター
を務める矢田部吉彦氏をモデレーターとして、国際映画祭において
プログラミングする立場と、日本から海外へアクセスする立場という
双方を交錯させながら、ローカルなクリエイターが今後のどのように
海外展開を進めていくのかを議論します。
【テーマ】
ローカルからグローバルへの視点
~クリエイティブ産業における、地方都市の役割とその可能性~
【開催日時】
2013年3月29日(金)13:30~16:00(開場13:00)
【会場】
せんだいメディアテーク7階 スタジオシアター
(宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
【内容】
13:30~14:30 第1部:プレゼンテーション
14:30~15:30 第2部:パネルディスカッション
15:30~16:00 質疑応答
(関連イベント)
16:30~17:45  ネットワーク交流会
場所 せんだいメディアテーク1階 クレプスキュール・カフェ
会費 1000円 /ドリンク1杯 及び 軽食代
※シンポジウムは原則として日本語及び英語により進行し、
英語に関しては日本語への逐次通訳を行います。
※内容は現時点での予定であり、今後変更になる場合もございます。
【登壇者】
・ マリアンヌ・レッドパース / Maryanne Redpath
(ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門 ディレクター)
・ヤン・ヨンヒ(映画監督)
・亀田和彦(WOW Inc. チーフプロデューサー)
・矢田部吉彦(東京国際映画祭 プログラミング・ディレクター)
【対象】
・映像制作をはじめとするコンテンツビジネスに携わっており、今後海外展開を検討されている方
・海外の映画祭にて作品を発表する機会を持ちたい映画製作者、インディペンデント映画監督
・映画・映像制作を学んでいる学生 など
【定員】
150名
【参加費】
無料  *ネットワーク交流会に参加される方は別途実費(1,000円程度を予定)を頂戴いたします。
【主催】
経済産業省、公益財団法人 ユニジャパン
*公益財団法人ユニジャパンでは、コンテンツ産業の国際展開及び国際共同製作を推進しており、国内外のコンテンツビジネス関係者を中心とした人的ネットワークを構築し、そのコネクションを通じてビジネスパートナーを見つけだし、ビジネスチャンスを拡大することを目指しています。その一環として、経済産業省の委託事業(平成24年度若手人材発掘育成・国際ネットワーク構築事業)を受託し、国内外から映像関係者の集まる「ベルリン国際映画祭 in 仙台」の機会を活用して、当シンポジウムを開催致します。
【協力】
東京国際映画祭
【事務局】
ベルリン国際映画祭 in 仙台 運営事務局
【公式ウェブサイト】
【Facebook イベントページ】
【資料ダウンロード(PDF)】
【申し込み方法】
メール本文に
( 1 )お名前(ふりがな)
( 2 )ご職業/ご所属/ご役職
( 3 )ご連絡先(E-mail及び携帯電話番号)を必ずご記入のうえ、
メールの件名(題名)を『参加申し込み』として、
0329@berlinale-in-sendai.jp までメールにてお申し込みください。
受付後、事務局より確認のメールをお送りします。
*空席がある場合、当日の飛び込み参加も可能です。
【シンポジウムに関するお問い合わせ】
ベルリン国際映画祭 in 仙台 運営事務局 内
シンポジウム担当(木村、碓井)
0329@berlinale-in-sendai.jp
*メールの件名(題名)を必ず「問い合わせ」とし、
本文に、「所属組織名」「氏名(ふりがな)」「所属(部署名)」
「電話番号」「E-mailアドレス」を明記願います。

FUKUKOU LIVE(フクコウライブ) at 南相馬朝日座 動画を公開

昨年夏、南相馬の朝日座にて、「プロジェクトFUKUSHIMA!」の一環として行われた「FUKUKOU LIVE × HORS PISTES MINAMISOMA 」の模様が公開されました。

▼『FUKUKOU LIVE × HORS PISTES MINAMISOMA 2012.8.18』 REPORT
http://fukukoulive.tumblr.com/post/45095782925

▼ FUKUKOU LIVEとは
FUKUKOU LIVE(フクコウライブ)は、東日本大震災後にスタートした『音楽ライブ』と『トーク(講義)』による復興プロジェクトです。被災された方々に音楽でエールをおくり、今を語り合うことで『東北』と『東北以外の日本』の温度差を少しでも埋められたらという気持ちから始まりました。
今後、長期に渡り続くであろう被災地での復興活動を継続的に支援するためにはどうすればいいか。それにはより多くの人たちが共感し、支援できるきっかけと場 を創ることが必要になります。ミュージシャン、アーティスト、教育者、クリエイター等が東北の人たちと繋がり、輪を作り、一人一人の心に小さな炎が灯るよ うな、そんなかけがえのない場を創っていきたいと考えています。

FUKUKOU LIVE is a『music x lecture』project which began after the 3.11 Earthquake in support of the people affected, and the revival of Tohoku region. It has organized several events in Yamagata, Tokyo and Sendai.

FUKUKOU LIVE Staff:
Tenshi Iwai Alice Taylor Shiro Kimura Yuki Tazaki Atsushi Nakahashi Yuji Akanuma

Contributors:
Takenori Miyamoto , FUKUKOU KAIGI , Yuji Tsutsumida (Layee) , Hiromi Mizoguchi , Suenaga Makoto (Alejandro) , Hayashi Nagako (Snack Nagako) , Venus Kawamura Yuki , Kazuya Takahashi , Augment 5 , SuperDeluxe , Tohoku University Of Arts & Design

第1回 ベルリン国際映画祭 in 仙台 開催の発表

立ち上げから関わっている第1回 ベルリン国際映画祭 in 仙台 が、2013年1月28日0時をもって情報公開されました。

3月11日前後で震災報道の波にさらわれ、気持ちが滅入ってしまうと言われる子供達に楽しんでもらうために精魂込めてプログラムを組んでいます。

国内外の沢山の人に震災の現状を認知してもらい被災地に視線を集めることも大事だと考えています。

昨日はNHKおはよう日本で全国ニュースとして取り上げられ、NHK仙台放送局のニュースでは、出演する雄勝の子供達が楽しみにしている様子が放映されました。

ご期待を頂き、身の引き締まる思いです。

ベルリン国際映画祭 in 仙台 運営事務局
事務局長
木村真介(きむらしろー)

<ベルリン国際映画祭 in 仙台からの公式情報>
■ベルリン国際映画祭 in 仙台 公式ウェブサイト
・日本語版ウェブサイト
http://www.berlinale-in-sendai.jp/index.html

・Berlinale in Sendai / Official Website
http://www.berlinale-in-sendai.jp/en.html

■ベルリン国際映画祭 in 仙台 運営事務局 公式プレスリリース
・日本語版プレスリリースVol.1
http://www.berlinale-in-sendai.jp/files/news/BiS_PR_vol1_JP.pdf

・Berlinale in Sendai / Press Release Vol.1
http://www.berlinale-in-sendai.jp/files/news/BiS_PR_vol1_En.pdf

<ベルリン国際映画祭からの公式情報>
■ベルリン国際映画祭 公式ウェブサイト 1/28付
・ベルリン国際映画祭 からのプレスリリース
http://www.berlinale.de/en/presse/pressemitteilungen/alle/Alle-Detail_17300.html
*トップページにリンクあり

<メディア掲載>
■NHK
・NHK ニュース “おはよう日本” 1/28付
ww3.nhk.or.jp/news/html/20130128/k10015099961000.html

・NHK仙台放送局 ニュース番組 “てれまさむね” 1/28付
(サイトでは1/28から1週間見ることができます)
http://www.nhk.or.jp/sendai/telemasa/tele_douga.html

・NHKニュース ツイッター 1/28付

・NHK科学文化部 ツイッター 1/28付

■時事通信
・時事通信 ベルリン時事 1/29付
ベルリン国際映画祭での公式記者会見
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013012900099

東北工芸のベンチャー精神が河北新報に掲載

2013年1月18日付けの河北新報社「繋ぐ」にて、東北工芸の宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」が取り上げられました。

工芸品の作り手としてのベンチャー精神、これからの物づくりについて代表取締役の佐浦康洋が語ります。

▼ 河北新報 繋ぐ 「ベンチャー精神で原点回帰の物づくり」
http://www.kahoku.co.jp/tsunagu/pdf/0118Y.pdf

産総研 東北センター Newsletter

産総研Newsletter

宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」は国立工芸指導所の手により戦前に生み出されました。国立工芸指導所は独立行政法人 産業総合研究所 東北センターとして、現在も産業技術の幅広い分野におけるさまざまな技術開発を総合的に行っています。

生みの親である産総研東北センター による粘土膜の技術を取り入れた機能的な玉虫塗の開発について、産総研Newsletterで取り上げられています。

http://unit.aist.go.jp/tohoku/newsletter/newsletter38/newsletter_04.html

宮城県の伝統的工芸品「玉虫塗」 DESIGNTIDE TOKYOのベルリンブースに展示

東北工芸製作所(宮城県仙台市 / 代表取締役 佐浦康洋 / 創業1933年)は、宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」を、2012年10月31日より東京ミッドタウンで開催されるデザインフェスティバルDESIGNTIDE TOKYO のDMY International Design Festival Berlin(DMY Berlin)のブースにて展示いたします。

玉虫塗は、2012年6月にドイツのベルリンで開催された展示会DMY Berlin で高い評価を獲得。今回は同展示会のブースにてコラボレーションし、逆輸入の形で展示されることが決定しました。

漆塗りの技法「玉虫塗」は、あでやかな光沢と華やかな色調が特長。「Touch Classic」をコンセプトに掲げた新シリーズでは、玉虫塗の技法を、食器や椅子、携帯電話ケースなど、さまざまな日用品に応用。生活の中で自然に触れ、味わい、楽しむことで、使う人の日常を華やかに彩ります。

今回の展示では、来年2013年の夏期に商品化予定の風鈴と、受注生産予定のスケートボードのデッキを座面に使った椅子の2点を展示いたします。
東日本大震災の被害を乗り越え、仙台、ベルリンで高い評価を受けた 玉虫塗 / TOUCH CLASSIC をぜひご覧ください。
なお、DESIGNTIDE TOKYOの会期は10月31日から、11月4日までの5日間 11:00から20:00まで東京ミッドタウンで開催です。

: : TOUCH CLASSIC
http://www.t-kogei.co.jp/dmy2012/

: : DESIGNTIDE TOKYO
https://designtide.jp/2012/exhibition/31

: : DMY Berlin
http://dmy-berlin.com

伝統的工芸品「玉虫塗」 新シリーズ TOUCH CLASSIC をベルリンで発表

TOUCH CLASSIC DMY Berlin

宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」の製造元 東北工芸製作所が、新シリーズ「TOUCH CLASSIC」をベルリンのデザインフェスティバル 「DMY International Design Festival Berlin」にて発表しました。詳細は下記の通りです。

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● 伝統工芸品「玉虫塗」、ドイツのデザイン展示会「DMYベルリン」に出展
毎日の生活で使える新しい漆器を提案。国内外の著名デザイナーとコラボレート作品も発表。

東北工芸製作所(宮城県仙台市 / 代表取締役 佐浦康洋)は、2012年6月6日より開催されるヨーロッパ最大級のデザイン展示会「DMY Berlin (DMY International Design Festival Berlin)」に、宮城県の指定伝統工芸品「玉虫塗」を出展いたします。

伝統的な漆塗りの技法「玉虫塗」の特長は、あでやかな光沢と華やかな色調。
伝統的な漆器にとどまらず、さまざまな日用品にその技法を応用することで、伝統工芸の可能性を広げ、使う人の日常を華やかに彩りたいと考えています。そこで「Touch Classic」というコンセプトを掲げ、ただ飾るのではなく、生活の中で自然に触れ、味わい、楽しむことができる新シリーズを展開。
ナイフ、フォーク、コップといった食器や携帯電話のケースなど、毎日のように手に触れ、使用するプロダクトを発表します。

さらに今回は、家具からメガネまで幅広い分野で活躍するドイツ人デザイナーJoachim Frost氏、およびYUGEN GLASSを展開するガラス作家由元信吾氏とコラボレートした、オリジナリティーの高い作品も開発。
クリエイティブ先進都市であるベルリンで、日常の中に自然に溶け込む、新しい伝統工芸品の姿を提案します。

仙台市発祥の伝統工芸品「玉虫塗」による今回の挑戦が、東日本大震災の被災地域の持続的な復興・振興を促し、日本の地方から世界に通用する産業振興のモデルケースとなれるよう、宮城県、仙台市、DMY Berlinなどとの連携を図りながら取り組んでいきます。
DMY Berlin 出展後も、引き続き国内外の様々なデザイナーとコラボレートし、玉虫塗の魅力を多くの人に伝えていきます。

stiks tamamushi lacquer
●stiks
ベルリン生まれのプロダクトが仙台発祥の玉虫塗によって新たな魅力を獲得しました。stiksカフェテーブルの4本の支柱を、1本ずつ丁寧に玉虫塗で塗装しました。透けるガラス天板を通して、伝統的な玉虫塗の豊かな光沢を堪能することができます。

STIKSデザイナーJoachim Frost氏について
Joachim Frostは、ベルリン在住のプロダクトデザイナーで、建築家。家具レーベルstiksの創立者。世界的なメガネブランド ic! berlin のヘッドオフィス、ミュージアム、ショップデザインなど、多くのブランドでデザイナーとして活躍。さらにMoleskineの展示会「Detour」とのコラボレーションなど、幅広い分野で活動している。stiks http://www.stiks.de

ユゲングラス 玉虫塗
●YUGEN GLASS 風鈴
季節のうつろいを音で感じる風鈴。見るだけではなく聞くことのできる漆器として、玉虫塗で仕上げました。東北6県の旗に使われてる6色をモチーフに、東北復興への願いを込めています。

YUGEN GLASSデザイナー由元信吾氏について
1975年大阪・日本生まれ。大学在学中からガラスに興味を持ち、東京のガラス工房にて作品制作をはじめる。大学卒業後、富山市立富山ガラス造形研究所造形科でガラス制作を学ぶ。2001年から2008年まで日本各地の工房スタッフとしてガラス造形に携わり、大村俊二氏に師事。2009年に千葉県の九十九里浜・屋形海岸近くに工房設立。YUGEN GLASSとして、ギャラリーや百貨店などで作品を発表するほか、ガラスのランプシェードを用いて音楽イベントでの空間演出を手がけるなど、精力的な活動を続けている。 YUGEN GLASS HYPERLINK http://www.yugen-glass.com

●東北工芸「玉虫塗」について  
昭和3年に商工省(現経済産業省)が設立した旧国立工芸指導所にて開発された宮城県発祥の近代伝統工芸品。全面に銀粉を塗り、特殊な仕上げを行う独自の漆の塗装法により生まれる、華やかな色と豊かな光沢が特長で、国内はもとより海外でも高い評価を受けています。生産元となる東北工芸製作所では開発当初より漆器本来の伝統的な本堅地下地の手法を固く守りながら、実用に耐える高級漆器の道を追い続けている。昭和41年には東北で初となる通産省(現経済産業省)制定のグッドデザイン賞を受賞、また塩釜の臨済宗妙心寺派の禅寺・東園寺では玉虫塗の仏陀の生涯を描いたパネルが本堂に設置されるなど、東北の文化と深く関わっている。今回のDMY Berlinを皮切りに、新たな分野へのアプローチや海外展開に取り組む。日常の生活で使える漆塗り作品を提案するとともに、国内外の様々なデザイナーとコラボレートし、玉虫塗の魅力を世界中に伝えていく。 東北工芸製作所 http://www.t-kogei.co.jp

●DMY Berlinについて
毎年6月に、ドイツ・ベルリン市の旧テンペルホーフ空港を会場に開催される、ヨーロッパ最大級のデザインフェスティバル。2012年の開催期間は6月6日〜6月10日。期間中はヨーロッパをはじめ、世界各地からメディア、バイヤー、来場者が集まる。また、DMYツアーと称してベルリン市での開催後、選出された作品と共にヨーロッパおよびアジア各都市での展示会を巡り、2008年からは東京・六本木ミッドタウンで開催されるDESIGNTIDE TOKYOにも毎年出展している。 DMY Berlin http://dmy-berlin.com

●連絡先
東北工芸製作所 〒980-0011 仙台市青葉区上杉3-3-20 ユナイト上杉ビル1階 TEL.022-222-5401 FAX.022-222-5462 MAIL.contact@t-kogei.co.jp WEBSITE. http://www.t-kogei.co.jp 担当:木村、高坂