漆器の日常使い と ナノテク

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産総研 東北センターからは、「玉虫塗」の日常使いできる漆器としての能力を高めるために、独自のナノテクを使った協力を頂いています。

以下 産総研Newsletterより引用

産総研 東北センターの先進機能材料チームでは「粘土」で膜や新素材を作る研究が行われている。粘土膜は熱に強い・ガスを通しにくい・燃えにくいなどの特長を持つ。そこに、玉虫塗の製作会社「東北工芸製作所」がサンプルを持ち込み、傷が付きにくく熱にも紫外線にも強くしかも美しい玉虫塗にしようという共同研究が始まったのである。実現すれば、日常使いできる食器や自動車の内装など用途は幅広い。課題は、機能性を上げても職人の仕上げた塗りの美しさを損なわないことだ。

http://unit.aist.go.jp/tohoku/newsletter/newsletter40/newsletter_06.html

* 宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」は、独立行政法人 産業総合研究所 東北センターの前身機関である国立工芸指導所の手により戦前に生み出されました。