宮城県の伝統的工芸品「玉虫塗」 DESIGNTIDE TOKYOのベルリンブースに展示

東北工芸製作所(宮城県仙台市 / 代表取締役 佐浦康洋 / 創業1933年)は、宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」を、2012年10月31日より東京ミッドタウンで開催されるデザインフェスティバルDESIGNTIDE TOKYO のDMY International Design Festival Berlin(DMY Berlin)のブースにて展示いたします。

玉虫塗は、2012年6月にドイツのベルリンで開催された展示会DMY Berlin で高い評価を獲得。今回は同展示会のブースにてコラボレーションし、逆輸入の形で展示されることが決定しました。

漆塗りの技法「玉虫塗」は、あでやかな光沢と華やかな色調が特長。「Touch Classic」をコンセプトに掲げた新シリーズでは、玉虫塗の技法を、食器や椅子、携帯電話ケースなど、さまざまな日用品に応用。生活の中で自然に触れ、味わい、楽しむことで、使う人の日常を華やかに彩ります。

今回の展示では、来年2013年の夏期に商品化予定の風鈴と、受注生産予定のスケートボードのデッキを座面に使った椅子の2点を展示いたします。
東日本大震災の被害を乗り越え、仙台、ベルリンで高い評価を受けた 玉虫塗 / TOUCH CLASSIC をぜひご覧ください。
なお、DESIGNTIDE TOKYOの会期は10月31日から、11月4日までの5日間 11:00から20:00まで東京ミッドタウンで開催です。

: : TOUCH CLASSIC
http://www.t-kogei.co.jp/dmy2012/

: : DESIGNTIDE TOKYO
https://designtide.jp/2012/exhibition/31

: : DMY Berlin
http://dmy-berlin.com

伝統的工芸品「玉虫塗」 新シリーズ TOUCH CLASSIC をベルリンで発表

TOUCH CLASSIC DMY Berlin

宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」の製造元 東北工芸製作所が、新シリーズ「TOUCH CLASSIC」をベルリンのデザインフェスティバル 「DMY International Design Festival Berlin」にて発表しました。詳細は下記の通りです。

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● 伝統工芸品「玉虫塗」、ドイツのデザイン展示会「DMYベルリン」に出展
毎日の生活で使える新しい漆器を提案。国内外の著名デザイナーとコラボレート作品も発表。

東北工芸製作所(宮城県仙台市 / 代表取締役 佐浦康洋)は、2012年6月6日より開催されるヨーロッパ最大級のデザイン展示会「DMY Berlin (DMY International Design Festival Berlin)」に、宮城県の指定伝統工芸品「玉虫塗」を出展いたします。

伝統的な漆塗りの技法「玉虫塗」の特長は、あでやかな光沢と華やかな色調。
伝統的な漆器にとどまらず、さまざまな日用品にその技法を応用することで、伝統工芸の可能性を広げ、使う人の日常を華やかに彩りたいと考えています。そこで「Touch Classic」というコンセプトを掲げ、ただ飾るのではなく、生活の中で自然に触れ、味わい、楽しむことができる新シリーズを展開。
ナイフ、フォーク、コップといった食器や携帯電話のケースなど、毎日のように手に触れ、使用するプロダクトを発表します。

さらに今回は、家具からメガネまで幅広い分野で活躍するドイツ人デザイナーJoachim Frost氏、およびYUGEN GLASSを展開するガラス作家由元信吾氏とコラボレートした、オリジナリティーの高い作品も開発。
クリエイティブ先進都市であるベルリンで、日常の中に自然に溶け込む、新しい伝統工芸品の姿を提案します。

仙台市発祥の伝統工芸品「玉虫塗」による今回の挑戦が、東日本大震災の被災地域の持続的な復興・振興を促し、日本の地方から世界に通用する産業振興のモデルケースとなれるよう、宮城県、仙台市、DMY Berlinなどとの連携を図りながら取り組んでいきます。
DMY Berlin 出展後も、引き続き国内外の様々なデザイナーとコラボレートし、玉虫塗の魅力を多くの人に伝えていきます。

stiks tamamushi lacquer
●stiks
ベルリン生まれのプロダクトが仙台発祥の玉虫塗によって新たな魅力を獲得しました。stiksカフェテーブルの4本の支柱を、1本ずつ丁寧に玉虫塗で塗装しました。透けるガラス天板を通して、伝統的な玉虫塗の豊かな光沢を堪能することができます。

STIKSデザイナーJoachim Frost氏について
Joachim Frostは、ベルリン在住のプロダクトデザイナーで、建築家。家具レーベルstiksの創立者。世界的なメガネブランド ic! berlin のヘッドオフィス、ミュージアム、ショップデザインなど、多くのブランドでデザイナーとして活躍。さらにMoleskineの展示会「Detour」とのコラボレーションなど、幅広い分野で活動している。stiks http://www.stiks.de

ユゲングラス 玉虫塗
●YUGEN GLASS 風鈴
季節のうつろいを音で感じる風鈴。見るだけではなく聞くことのできる漆器として、玉虫塗で仕上げました。東北6県の旗に使われてる6色をモチーフに、東北復興への願いを込めています。

YUGEN GLASSデザイナー由元信吾氏について
1975年大阪・日本生まれ。大学在学中からガラスに興味を持ち、東京のガラス工房にて作品制作をはじめる。大学卒業後、富山市立富山ガラス造形研究所造形科でガラス制作を学ぶ。2001年から2008年まで日本各地の工房スタッフとしてガラス造形に携わり、大村俊二氏に師事。2009年に千葉県の九十九里浜・屋形海岸近くに工房設立。YUGEN GLASSとして、ギャラリーや百貨店などで作品を発表するほか、ガラスのランプシェードを用いて音楽イベントでの空間演出を手がけるなど、精力的な活動を続けている。 YUGEN GLASS HYPERLINK http://www.yugen-glass.com

●東北工芸「玉虫塗」について  
昭和3年に商工省(現経済産業省)が設立した旧国立工芸指導所にて開発された宮城県発祥の近代伝統工芸品。全面に銀粉を塗り、特殊な仕上げを行う独自の漆の塗装法により生まれる、華やかな色と豊かな光沢が特長で、国内はもとより海外でも高い評価を受けています。生産元となる東北工芸製作所では開発当初より漆器本来の伝統的な本堅地下地の手法を固く守りながら、実用に耐える高級漆器の道を追い続けている。昭和41年には東北で初となる通産省(現経済産業省)制定のグッドデザイン賞を受賞、また塩釜の臨済宗妙心寺派の禅寺・東園寺では玉虫塗の仏陀の生涯を描いたパネルが本堂に設置されるなど、東北の文化と深く関わっている。今回のDMY Berlinを皮切りに、新たな分野へのアプローチや海外展開に取り組む。日常の生活で使える漆塗り作品を提案するとともに、国内外の様々なデザイナーとコラボレートし、玉虫塗の魅力を世界中に伝えていく。 東北工芸製作所 http://www.t-kogei.co.jp

●DMY Berlinについて
毎年6月に、ドイツ・ベルリン市の旧テンペルホーフ空港を会場に開催される、ヨーロッパ最大級のデザインフェスティバル。2012年の開催期間は6月6日〜6月10日。期間中はヨーロッパをはじめ、世界各地からメディア、バイヤー、来場者が集まる。また、DMYツアーと称してベルリン市での開催後、選出された作品と共にヨーロッパおよびアジア各都市での展示会を巡り、2008年からは東京・六本木ミッドタウンで開催されるDESIGNTIDE TOKYOにも毎年出展している。 DMY Berlin http://dmy-berlin.com

●連絡先
東北工芸製作所 〒980-0011 仙台市青葉区上杉3-3-20 ユナイト上杉ビル1階 TEL.022-222-5401 FAX.022-222-5462 MAIL.contact@t-kogei.co.jp WEBSITE. http://www.t-kogei.co.jp 担当:木村、高坂

ドイツのデザイン展示会 DMY Berlin 東北復興支援で仙台へ

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ドイツで最大規模のデザイン展示会「DMY International Design Festival Berlin」のマネージャーを仙台に招き、”地域におけるクリエイティブ産業の発展” について意見交換を行いました。会場にはベルリンからのプロダクトのほか、仙台箪笥など仙台の伝統工芸やその他復興プロジェクトの品々も展示され、翌年以降の相互交流によるビジネスの誕生が期待されています。

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▼ プレスリリース

《 TOHOKU DESIGN CONFERENCE「ベルリンの事例から学ぶ地域クリエイティブ産業の発展とは」》

3.11 の未曾有の大震災で甚大な被害を受けた東北地方。半年以上経った今でも、その爪痕は残り、もちろん仙台市も例外ではありません。

東北全体の復興を牽引する役割が期待されている仙台市では、文化的側面も鑑みた創造的復興に向けて、クリエイティブ産業を源泉に都市の活力を生み出す取り組みが始まっています。

今回のカンファレンスでは、プロダクトデザインの本場ドイツから、同国内で最大規模のデザインフェスDMY Berlin を手掛けるHeike Surmann 氏をお招きし、” 地域におけるクリエイティブ産業の発展”についてお聞きします。

なお、DMY Berlin は毎年アジアツアーの一環として、DESIGNTIDE TOKYO に出展しており、今回は被災地支援のため東北に初上陸となります。

当日会場にはベルリンからのプロダクトのほか、仙台箪笥など仙台の伝統工芸やその他復興プロジェクトの品々も展示。

東北の復興に向けて始動するSendai×Berlin のプロダクト交流の第一歩をお見逃しなく!

■内容 「ベルリンの事例から学ぶ地域クリエイティブ産業の発展とは」
    ゲスト Heike Suermann(DMY Berlin/cultural management)
    通訳 倉橋 愛(Klein Dytham architecture、Tomodachi Calling)
    コーディネーター きむらしろー(インベンターズ株式会社)

    - DMY Berlin http://dmy-berlin.com/en

■日時 2011年11月5日(土)15:00-17:00

■会場 TRUNK|CREATIVE OFFICE SHARING(仙台市若林区卸町2-15-2 卸町会館5F)http://www.trunk-cos.com/
■参加費 無料(定員40名)

■主催 仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム、
      TRUNK / ( 協) 卸商センター、インベンターズ株式会社

■URL http://www.sendai-c3.jp/event/archives/111020135806.php

■お問い合わせ/お申し込み(「氏名・イベント名」を明記し下記アドレスへ申し込む)
  TRUNK|CREATIVE OFFICE SHARING
  Tel:022-237-7232 E-mail: info@trunk-cos.com

▼アフターパティー
ベルリン及び世界各地で開かれるDMYのフェスティバルと連動した 公式アフターパーティ「DMYKlub labor」が仙台に初上陸! カンファレンスで講師を勤めるHeike氏が、ベルリンでのキャリア20年の女性DJ Female Macho として登場。 また、今回はしぶや花魁から仙台出身の豪華ゲストヴィーナス・カワムラ ユキやヴィヴィアン佐藤に加え“ロンドンは夜八時” のスマッシュヒット で人気のアーティスト AMWE が仙台初ライブ!

http://iflyer.tv/event/93614